Jon Spoelstra
中道 暁子
きこ書房
グループ:Book
ランキング:4697
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エスキモーが氷を買うとき―奇跡のマーケティング
なぜ顧客は逃げてしまうのか
新エスキモーに氷を売れ!―日本一のビジネススクールが教える“真髄”
一回のお客を一生の顧客にする法―顧客満足度No.1ディーラーのノウハウ
Sport Management Review VOL.10(スポーツ・マネジメント・レビュー 第10号)
???なかなかおもしろいタイトルだが、その内容は営業のノウハウというよりは、マーケティングよりである。
???著者のジョン・スポールストラは、NBA(全米バスケットボール協会)で観客動員数最下位だったニュージャージー・ネッツを、27球団中チケット収入伸び率1位にまで導いた人物である。本書の魅力は、このスポーツビジネスを通して彼が商品を売るためにとった数々のマーケティング手法を、そのドキュメンタリーのなかで学ぶことができるところにある。
???彼の成功は確かに驚異的であるが、そのマーケティング手法はおおかたマーケティングの基本に沿ったもので、際立って目新しいものはないだろう。注目すべきは、与えられたビジネス条件を徹底的に分析し、持てる資源を最大限に生かしたその戦略であり、どんな小さな材料も効果的に利用したことである。とかくマーケティングというと企業は多額の予算を使った大きな戦略をとりたがるものだが、彼は大きな広告をうつよりも、時には顧客それぞれに直接アプローチする方が効果的なことを知っていた。
???また彼は「売れる企業」にするために、「投資」や「改革」を阻む財務屋体質の経営者、企業からの脱却を訴え、マーケティングを最優先させる企業の在り方を説く。「ミスにボーナスを出す」「経営が厳しくなったらセールススタッフを増やせ」など一見突飛とも思えるアイデアも登場するが、その根拠には読み手を納得させるだけのものがある。
???戦略においても、企業改革においても、人間の心理をついた鋭い状況判断、「変化」を恐れない彼のマーケティング体験からはビジネスマンとして学ぶことが多い。読み進めていくうちに彼のマーケティングにかけるエネルギーが伝わり心地よい充実感に包まれることだろう。(大角智美)
カスタマーレビュー 
マーケティング初心者の方にはお奨め
(2008-10-15)
マーケティングの基礎的なことが書かれており、マーケティングを学び始めた方にはお奨め(またはスポーツマーケティングに興味のある方)。それ以外の方には、かなり当たり前になったことが書かれております(題名はすばらしいキャッチコピーですが)。特に今まで神田冒典氏の本を読んだことがある方であれば当書を読む必要はないと思います。
楽天ゴールデンイーグルス、黒字球団の謎にせまる!
(2008-07-27)
昨日、NHKテレビ「おはよう日本」で、現在、パ・リーグ最下位の楽天が、球団経営の難しい中、黒字経営であることが紹介されていた。
この話題を見ながら、ジョン・スポールストラの『エスキモーに氷を売る』を思い出していた。
著者は、NBA(全米パスケットボール協会)で、観客動員数が最下位だったニュージャージー・ネッツの社長兼CEOになり、その後、NBAの27球団中、一位のチームチケット収入の伸び率を達成した人物である。
p14
「チームがお粗末だから観客が来ないんだ。チームが勝てばファンも見に来るはずだ。勝たなければ無理さ」
これはいかにも理屈にあっているように聞こえるのだが、実は間違っている。勝ったからといって必ずアリーナのチケット完売につながるわけではないことは、すでに何回も証明済みなのだ。
財務屋タイプの社長への一言
p69 あなたの会社の社長にやる気がないなら、この章のコピーをとって、その社長の部屋のドアの下から、わからないように入れておくとよい。
定期的に店のフロアを歩く
p137 そのために私が知っている唯一の方法は、顧客がいるところへ行くことだった。彼らの話に耳を傾け、その場の雰囲気を「感じ」ることだった。
第12章 クライアントをヒーローにする
p181 プロ・スポーツは、人々が世の中の問題を忘れるための息抜きを提供してくれる。この息抜きは、映画やコンサートといった、ほかの分野の娯楽から生まれる慰めよりも包容力がある。
(中略)プロ・スポーツの場合は、感情的な愛着が一年間持続する。
プロ・スポーツビジネスに関わる人には必読書です。
普通。ストーリーのつけ方の実例がもう少しあれば星4つ
(2007-10-07)
個人的に纏めたこの書籍の要点はこんな感じだろうか。
・名刺ポストでリピーター見込み客を逃がさない。
・顧客リストから購買サイクルを見出す。
・自社の商品の鮮度を知る、活かす。
・ミスったドーナツ・ボーナス。
・思いつきはただじゃない。
・少しだけ多く売るか、抱き合わせて実質的バリューを高めて満足してもらう。
・顧客の中に潜り込む。
・顧客の関心をセグメンテーション。
・クライアントをヒーローに、そしてその上長に証明せよ。
・顧客に物語を、顧客そのものを物語りに。
・解雇された社員を残りの社員は見ている。
多少の古さはあるが,まだまだ役立つ
(2007-06-17)
冴えないNBAのチーム,ニュージャージー・ネッツの社長になった著者が,魅力の無いひどい商品と言われたチームのチケットを如何に売り切るか.そこにこそ,マーケティングの本質があるという.ジャンプ・ステップ・マーケティングと名付けられた一連の原則は,自分のポジションを把握,リピーターを増やすための方策,お客様のニーズの把握法,クライアントをヒーローにして心をつかむ方法,マーケティングのリソースの投入原則など,実に明快な方法論である.この方法で実績を上げてきただけに,説得力がある.
ただ,この成功から10年以上が経過しており,インターネットの登場などマーケティングの方法が変ってきているのも事実であり,今となっては多少の古めかしさは否定できない.更に,本当にお客様が必要とされているものを売るという最近のCSの観点からすると,売上を伸ばすためのテクニックは本当にお客様のためにためになっているのだろうか,問われねばならない.
本書の翻訳が悪いという意見があるが,その原因は,読点(、)の少なさではなかろうか.適度に句読点を補うことにより,構文のわかりやすさが増すものと思う.
商行為に携わっている人間なら読むべき一冊
(2006-10-30)
「情報屋」店主として本は結構読んでいます。
とある人物に薦められて読んだのですが、凄く本質をついていて沢山気付きをもらいました。
商行為に携わっている人間なら読むべき一冊!
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